日々の泡

好きなことを書きます。

【MARKAWARE】Organic Cotton Weather Cloth Sports Jacket

気兼ねなく使い倒せるユーティリティプレイヤー

本日記録するアイテムはこちら。

 

【MARKAWARE】rganic Cotton Weather Cloth Sports Jacket

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商品紹介はMARKAWARE公式ウェブサイトより引用。

綿高密度織物を得意とする大阪泉州産地で染めが難しいくらいに打ち込んだ生地の張りから生まれる膨らみが魅力のアイテムです。幅30cmの太い袖、たっぷりとした身幅にスッキリした着丈。そのモダンな雰囲気のリラックスシルエットが印象に残る新型「スポーツジャケット」。ドローコードを絞ると裾から入る風を防いでさらにシルエットの変化が生まれるので、シンプルになりがちな春の装いにアクセントを与えてくれます。共地のパンツとのセットアップスタイルはもちろん、ロング丈のインナーを合わせたレイヤードスタイルやハイウエストパンツを合わせたメリハリのあるスタイルなど様々なコーディネートでお楽しみいただける一着です。

出典:https://parkingmag.jp/news/16706/

2020年1月に購入、20SSのものである。

チェスナット、オリーブメタル、ネイビー、ブラックの4色展開だったが、元ネタが陸軍のトレーニングウェアとの情報をどこかで見たため、どうせなら軍モノらしい色を選ぼうということで、オリーブメタルをチョイスした。

買ったときは真冬だったが、インナーダウンや厚手のニットを駆使し真冬を越え、5月くらいまでは使用できた。前回紹介したウェイファーラーコートと同生地なのだが、やはり着丈の差もあり、真冬の使用には多少心もとない感じもある。10月~11月、3月~5月がベストシーズンだろうか。

 

前回の記事はこちら

toplessbacon.hatenablog.com

 

先述のように陸軍のトレーニングウェアを元ネタにしているようだが、いかんせん元ネタとなった服がどのような形をしているか不明であるため、あまり言及はできない。

20SSに多くのブランドで量産されたショートブルゾンタイプで、完全にトレンドに乗っかって購入した形となる。

兎にも角にもやたら太いアームが特徴だ。太いだけならまだしも、袖のボタンにより前腕から手首にかけて太さが急激に絞られる形になり、袖がストーンと落ちるショートブルゾンとは一線を画す感じがある

 

手入れは着用後のホコリ取りのためのブラッシング及びシーズン終わりと汚れたと感じた時の水洗いクリーニング。水洗いは回数は現在2回。基本的に水洗いできる服はすべて水洗いしている。着丈の短さゆえに取り回しがしやすく、風が強ければ襟を立てチンストラップを締め裾のドローコードを絞ることもでき、カットソーに羽織ればトレンド感が簡単に出せる。ユーティリティに使えるのが魅力だと思っているので、ガンガン使ってガンガン洗っていきたいところ。

 

ディテール

生地

前回紹介したウェイファーラーコートと同じウェザークロスという生地を使用しているため、生地についての紹介は省略する。

洋服そのものでシルエットを形成してくれるこの生地が、このブルゾンでは良くも悪くもな方向に働いている。

このブルゾンの特徴であるアームの太さが、このハリ感のある生地と相まって、非常に恣意的な印象になる。それを良しと取るか悪しと取るかは、個人の感覚に寄りそうだ。個人的にはトレンドに乗っかって購入したため、この感じはプラスとして捉えた。

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一応生地のアップも。写真だとうまく表現できていないが、実物を見るとグレーがかった深みのあるオリーブ色が美しい。

ウェイファーラーコートと同様、着用と水洗いによるアタリも出てきた。

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ウェイファーラーコートはネイビーという濃い色のためアタリが目立っていたが、それよりは控えめな様子。オリーブ色ということもあり、経年変化により軍モノ感は強くなりそうだ。ウェイファーラーコート以上に経年変化が楽しみなアイテムである。
 

 

襟、裾

襟はこんな形。

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ブルゾンにしては比較的大きめな襟だが、この大きさゆえに、襟を立ててチンストラップをした時にはスタンドカラーブルゾンのような佇まいになる。

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襟裏のチンストラップは取り外しはできず、襟と一体型となっているが、使用しないときは折りたたんで隠しておくことが可能。

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裾にはドローコードがついており、絞ることも可能。個人的には絞らないほうがシルエットは好みなので、基本的には絞らない。一回だけ、真冬にこのブルゾンを着用して歩いていた時だけは、着丈の短さと裾が広がっているこの形状ゆえに風が入りたい放題であったため、見た目を気にせず絞ったことはあるので、きちんと意味のあるディテールであることは間違いない。

 

ボタン

ボタンはいたってシンプル。質感的におそらく水牛ボタンだと思われるが、ぶっちゃけ水牛ボタンとプラボタンをパッと見て見分ける自信はない。

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ボタンのサイドを見ると傷のような筋が入っており、プラスチックボタンのように完全にツルっとしていない……気がする。ボタンを見分ける精度は今後の課題の一つだ。

 比翼仕立てになっており、すべてボタンを閉じればとてもミニマルな印象だが、春秋の使用がメインということもあり、ボタンを閉じての着用はあまりしない。

 

ポケット等

外付けのポケットはシンプルに2つ。

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ポケットのふちには長方形のパーツに取り付けられており、ウェイファーラーコートのハンドウォーマーポケットと似た形状となっている。このポケットのデザインはとても好みだ。

しかし、縫製のミスなのか仕様なのかは不明だが、襟の下からポケットの装飾にかけてシワが寄ってしまっており、そこが少し残念なところか。

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 肩、袖

肩はラグランではなくドロップしており、緩い雰囲気づくりに一役買っている。形状的にも一枚袖ではなく、袖下部に二か所の縫い目が見て取れる。

袖の裾はボタンにて留める仕様となっており、2段階で調節可能。生地のハリが強いゆえに袖のシルエットが恣意的になる旨は先述のとおりだが、裾をギュッと絞ってしまうとそのシルエットが極端になりすぎて個人的には滑稽なレベルなので、裾ボタンは緩いほうで使用している。ボタンをはずして着用するとアームの絞りが多少緩和され、少しだけストンと落ちるシルエットになるため、コーディネートの雰囲気によって使い分けている。

また、この袖の脇下の付近から背中にかけて、トレンチコートのように大きいヨークが施されている。ベンチレーション的な役割を果たすものかと最初は思っていたが、中を見ても通気口となる箇所はなく、背面上部が布が二重になっているだけなので、単純なアンブレラヨークとしての役目を持たせているのみであるようだ。

サイドやバックから見るとこのヨークが非常によいアクセントとなっており、シンプルな中にあるこの尖ったこのディテールは、気に入っているポイントの一つだ。

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裏地

裏地はこんな感じ。

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裏地はウェイファーラーコートと異なり、全てキュプラ100%。袖の滑りはいいのだが、個人的にはそこまで厚着をして着たいようなブルゾンでもないため、ウェイファーラーコートと同じキュプラコットン混紡生地を採用した方が良かったように感じる。

キュプラ100のデメリットとして、水洗いをした時の生地の雰囲気が「変化」ではなく「劣化」する感じがしてしまうことと、少しだけ抜き襟にしたい時などに滑りすぎてすぐ元に戻ってしまうこと。

裏地の素材はこのアイテムの一番気に入らない部分である。素直にコットン100にしてくれたらよかったのに。

 

 

着用画像

 

シルエットはこんな感じ。

175㎝でサイズは2着用。当然仕事ではつかえないので、私服にて活用。コンビニへ行くときもおしゃれして出かけるときも子供をつれて散歩へ行くときも、どんな場面でも使える。ユーティリティ具合はピカイチ。

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 インナー:nest robe confect

パンツ:Graphpaper

【MARKAWARE】Organic Cotton Weather Cloth Wayfarer Coat

ブルゾン以上コート未満、最高に使いやすいアウター

本日記録するアイテムはこちら。

 

【MARKAWARE】Organic Cotton Weather Cloth Wayfarer Coat 

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商品紹介はMARKAWARE公式ウェブサイトより引用。

英国のハンティングジャケットをモチーフにしたウェイファーラーコートは、最近あまり見かけないミドルな丈感が人気で、ここ数シーズン大変好評をいただいてます。
ステッチを極力減らしたミニマルなデザインでコーディネートのしやすさも魅力のこのモデルは、街着として着用もオススメですが特にトラベルウェアとすることでポテンシャルを発揮するように意識して作られています。
ジャケットより防寒性が高く、ロングコートよりも行動しやすい丈感や一枚袖による脇周りのゆったりとしたシルエット、ハンドウォーマーポケットに加え貴重品の盗難防止にも役立つセキュリティー内ポケットなど、実際にデザイナーが旅行時に着用して使用感を検証することで精度を上げたこだわりの機能やデザインがたくさん詰まっています。
さらに今季はレインマンコート同様に厚手のウェザークロスコットンを採用して撥水・防風性や耐久性を高めて天候に左右されることなく、より幅広いフィールドで着用できるように進化を遂げています。

出典:https://parkingmag.jp/news/11971/

 

2019年8月に購入、19AWのものである。

チャコール、ブラウン、ベージュの4色展開だったが、一番無難に使えそうなネイビーを選択した。

真夏に買ったものの、買った直後は当然暑すぎて着れず、秋になっても10月くらいまでは寒くもなく着れず、出番が来たのは11月になってからだ。割と防風性があるため、インナーダウンとストールを駆使して真冬でも余裕で使用可能。通勤時も含め2シーズン使ったので間違いない。

使用できる季節は11月~4月といったところか。裏地がコットン100%(袖部分を除く)になっており、キュプラの裏地よりも保温性がある気がするため、5月だと多分もう厳しい。

 

 形の元ネタはバブアーのビデイルのようだが、サイズ感は今っぽく大きめで、丈は尻がすっぽりと隠れるミドル丈程度。この丈感が非常に使いやすくてよい。アウターの面積がちょうどいい塩梅のため、ショート丈のブルゾンほどインナーに気を遣わずに済むし、ロング丈のコートほど「どのインナーと組み合わせても印象一緒やん……」とはなりづらいところが好み。

感覚的には「すげえ小綺麗なカバーオール」。

 

手入れは着用後のホコリ取りのためのブラッシング及び、シーズン終わりと汚れたと感じた時の水洗いクリーニング。水洗いは回数は現在2回。

 

ディテール

生地

ウェザークロスという生地を使用しているとのことだが、非常にハリがあって好み。パリっとした生地感で、洋服そのものでシルエットを形成してくれる感じ。その分シワが固定しやすかったり、アタリが付きやすい気もする。

 

名前のとおり悪天候の日でも着用できる撥水(防水?)性のある生地のようだが、普通に雨が降ったら傘をさしているし、濡れたところは普通に水が染み込む。これは2シーズン着用し水洗い等によるメンテをしているところに寄るのかもしれない。

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生地のアップを見ると、非常に高密度に織られているように見える。綾織だとすれば斜交した織目になっているはずなのだが、それが見えないので平織の生地なのだろうか。 

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参考までに同じくらいのボタンの大きさをしたシャツ生地と比較。シャツとアウター比較して意味があるのかは分からない。

防水生地といえばロクヨンクロスとかベンタイルとかがあると思うが、ウェザークロスというのはあまり馴染みがなかった。

ちなみにロクヨンクロスはコットンナイロン混合生地で、濡れるとコットン部分が膨らみ密度が高くなり防水性能が上がるという非常にわかりやすくて夢のある生地。ウレタン系のコーティングだとかPVC加工だとかよりアナログだが、よっぽど心躍る。

一方ベンタイルは確か打ち込み密度上げて防水性能を出していると聞いたことがある。昔ながらの工夫が感じられるロクヨンクロスと比較していい意味で脳筋な感じ。

で、このウェザークロス、これも高密度に織られて防水性能出しているようなのだが、ベンタイルと何が違うのかは不明。

 

染色が難しいほど高密度に織られたこの生地に後処理を行うことで撥水・防風性能を備えていて、

出典:https://parkingmag.jp/news/11968/

 

公式サイトに「後処理」という記載があったが、ベンタイルとの違いはそこなのだろうか。また、「後処理」という記載ではどんな加工を施しているのかも不明、革靴の防水スプレー的なフッ素系の加工でもしているのだろうか。そういった加工をしているとすると、持続期間が限られていたりするのだろうか。現時点で撥水性能はないと思われるため、それ系なのかもしれない。

まあ、そもそもベンタイルも後処理している可能性もあり、結局よく分からない。

もしくは単純に、ベンタイルの綾織に対し平織というだけの違いなのか。

アパレル界隈特有の生地とか形とかがイマイチ消費者に伝えきれていないこの感じ、とても気になる。

 

また、2シーズン着用したことによるアタリも生じてきた。

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元ネタはバブアー、佇まいはミニマル。これが経年変化によるアタリ、色落ちが生じてきたとき、果たしてどのような雰囲気を醸し出すのか、今から楽しみでならない。
 

 

襟はこんな形。

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このアイテムで地味に一番好きなパーツである。

直線的なカッティングではなく、首の周りに沿うような丸みを帯びた形をしており、これが非常にかわいい。襟を立てて着用することも可能だが、このまあるい襟の形を見せたいのでほとんどやらない。

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襟裏にはチンストラップもついているが、襟裏に完全に隠せる仕様になっている。後述するが、チンストラップ固定用のボタンもボディと同じ種類のものを使用しており、非常に高級感がある。見えないところにもお金かけている。

 

 

ジップ、ボタン等

このアウターで分かりやすく目立つ部分であるが、ボタンとジップの高級感がすさまじい。

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ある程度使いこんだため多少傷はついているが、シルバーアクセサリのようにピッカピカしている。

この仕上げに起因するものなのか不明だが、ジッパーは非常に開閉しづらい。いつも前を閉じて着る際にはジッパーは使用せず、ボタンのみで留めている。

ボタンは「カチッ」とハマるタイプのボタンで、スナップ側も綺麗になっている。ボタン止めずに着ていても、美しい。

バブアーという土臭いアウターを元ネタとしているのに、ミニマルでスタイリッシュに感じるのは、こうした部分に寄るものか。

 

 

ポケット等

表に見えるボディ部分はこのように、ポケットが計4つついている。

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ハンドウォーマー的に使えるスラッシュポケットが2つ。

公式サイトにてハンドウォーマーポケットに手をつっこんだ画像があるが、正直このポケットはあまり使い勝手がよくない。まず胴体の向きと完全に水平方向についており、傾斜がまったくないため手を入れづらい。また、割と胴体上部にポケットがついているため、ノースフェイスのマウンパに手をつっこんだあの感じのスタイルになる。そこまで好きな感じではない。

わりと深めで大きいフラップポケットが2つ。 普段はむしろこっちのポケットに手をつっこんでいる。フラップも完全に収納できるタイプで、また割と深さがあるため多少物が入っていても気にせず手をつっこめる。

 

 

肩、袖

肩はラグラン仕様になっているが、個人的にラグランの肩が好きである。洋服の肩幅ってちょっと大きかったり小さかったりするとなーんか気になってしまうのだが、ラグランならそんなの気にする必要性は皆無。

また、最近のトレンド的にドロップショルダーが流行中だが「見た目が非常に恣意的なのでトレンドが過ぎ去ったらどういう風に見えるのか不安……だけど今っぽく緩めの服着たい……」みたいな人には最適。ぼくはドロップショルダーの服も大好きなので平気で買う。

 

袖はなんと、一枚袖である。縫い目が袖下部の一か所しかない。

一枚袖はバーバリーの(一部の)トレンチコートに用いられているらしいが、通常2枚以上の布を縫い合わせて作る袖を、1枚の布を袖下部の一か所で縫い付けて作っている。

袖上部の縫い目がないため肩のラインに沿って綺麗に生地が落ちていくとのことだが、ちゃんと意識して比較したこともないためぼくにとっては「一枚袖すごいだろ」と蘊蓄をたれるための知識でしかない。

 

 

裏地

裏地はこんな感じ。

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先述のとおり、キュプラではなくコットンである。袖のラグランの縫い目に沿って裏地の生地感も変わっており、キュプラとコットンの混紡生地となる。正確に言うと混紡なのか交織なのか交撚なのかは分からないが、まあキュプラとコットンが混ざった生地だ。

裏地は表地と違って綾織のようだ。

コットンなのでキュプラほど滑りはよくないが、袖裏地は多少滑りがよくなっているため、ニット等を着た上から着用しても、そこまでストレスには感じない。胴回りはわりとゆったりしているため、コットン100の裏地でも問題ないなという印象。

 

ちょっと思い出したのだが、今とはトレンドが大幅に異なった時代の話、sisiiのタイトなレザーライダースを購入したことがあったのだが、あれも裏地がコットンであった。タイトなサイジングに加え、裏地もコットン100で滑り感ゼロ。当然中にニットも着れなかったため、そのことを考えると、だいぶいい時代になったなーと感じる。

 

 

着用画像

 

シルエットはこんな感じ。

175㎝でサイズは2着用。ほどよくオーバーサイズで使いやすい。

仕事で使う際には小綺麗な雰囲気に、私服として着る際にはカバーオールのように。

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 インナー:ATON

パンツ:NEAT